住宅を購入するということは人生に1度あるかないかの大事件ですから、準備に準備を重ねて契約をして、慣れないことの連続でそれはそれは大変な出来事となることでしょう。バタバタと引越しをして、ホッとする間もなく長期のローン返済と様々な費用の支払いが待ち構えています。途中で息切れしないためにも取得前のみならず、取得後にも様々な費用が必要になることとその金額を把握しておきましょう。
マンションを購入する場合は、「管理費」と「修繕積立金」を支払う必要があります。「管理費」とは、マンションの日々の清掃や設備の点検、管理会社に支払う報酬などに使われます。賃貸の場合にも家賃の他に管理費を支払うことが多いので馴染みのある言葉でしょう。金額の目安としては、マンションの規模と地域により異なりますが、東京23区で1m2当り200円程度です。例えば、購入予定のマンションが80m2ならば、200円×80m2=16,000円が毎月の管理費用(目安)となります。
「修繕積立金」とは、マンションの外壁や非常用階段の鉄の部分、屋上の防水などは、時間の経過とともに老朽化していくものですから、数年から数十年に1度行われるそれらの修繕費用のために積み立てておくお金のことです。修繕はかなりの大規模で行われますから、早い時期から各区分所有者から徴収して管理組合が積立てておく必要があるのです。
住宅を取得したら、通常は火災保険に加入します。住宅ローンを利用する場合には、火災保険に加入することは義務付けられます。保険料は購入する住宅によりケースバイケースですが、5万~10万円超ぐらいでしょう。最近、地震が多発していますから地震保険に加入することも一考です。
地震保険料控除(所得控除)
平成19年新設の制度です。損害保険料控除が廃止され、新しく地震保険料控除が登場しました。地震保険契約にかかる保険料を総所得金額から最高5万円まで控除することができます。適用は、所得税は平成19年分以降、住民税は平成20年分以降となります。